彼女の家は軽井沢の万平通を奥に入ったところに自然に調和するようにひっそりと建っている。
軽井沢の木立の自然と寄ってくる小鳥やリスを愛し、一人で住んでいる。
車に乗らない彼女はどこまでも歩き、バスで生活している。
彼女の家の周囲が売りに出され、3000坪の土地が19軒分に分譲された。
木は切られ、さながらモデルハウスの展示場のようにさまざまな家が建ち軽井沢らしさはどこにもない。
その変わりように彼女は涙して話してくれた。
「寒さや不便耐え、生活しているのはこの軽井沢の自然を愛しているからなのに、どうして・・・」
旧軽の万平通りの別荘というだけで充分にブランド。
何千万の大金をはたける人だけが住める特権。でもそれで果たして軽井沢に住む価値があるのだろうか。
この人達も住み始めて周囲を見渡して自分たちがいかにおろかな事をしたかきずいて欲しい。
その近くにはボウ建築や介護を仕事とする会社のプールつきの広大な別荘は建ちつつあったり建っている。
本来軽井沢は質素に暮らす場所であったのに。
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COMMENT
無題
2007/02/12(Mon)13:57:47
中軽井沢だけではなく旧軽井沢でもそうなんですね。
値上がりを待って,今売りに出している地主さんも多いのでしょう。 木があると家が傷むといって敷地内に木を一本も残さないで借景を楽しむ方も多いです。 我が家を建築する時,木を一本も切らなかったのが自慢。 でも台風の時、幹が家にあたり,屋根を壊しそうだったので,3本切り倒しました。 雑木林の手付かずの自然の庭が自慢です。 春には庭一面の野スミレ。 高山植物もたくさん自生しています。 |